葉酸の効果

葉酸の効果解説!妊活中に男性も摂取する必要ある?メリットは?

2016/08/04

葉酸

「葉酸って女性が妊娠する時に必要な物で男性には必要ないんでしょ?」

「男性が葉酸を摂取した時のメリットって何?」

「男性が葉酸の欠乏症になったら赤ちゃんに何か影響を与えるの?」

なんてことを疑問に思っていませんか?
「葉酸は女性が摂取すべきもの」
と思われているかもしれませんが、実はそうではありません。
男性が葉酸欠乏症になることで様々なリスクがあるのです。
妊活中の人は是非このことを知っていてほしいと思います。

葉酸って何?

葉酸

葉酸というのはビタミンの一種で体の中の様々な反応に関与している成分です。
葉酸は胎児の神経の発育に非常に重要な働きをしていて、神経の形成では葉酸不足により二分脊椎症という脊髄の神経を守る背骨の形に異常が出てしまう病気が起こることが指摘されています。
この葉酸は不妊症にも関係していると指摘されていて、胎児の発育だけでなく不妊症の治療でも葉酸の摂取が叫ばれているのです。

妊活の時に葉酸は男性も摂取した方がいいの?

葉酸は体内の化学反応全般に関わっていて、特に体の中でDNAを作るときに非常に重要な働きをしています。
このため、葉酸の不足によって様々なトラブルが起こっていまい細胞が分裂するときや体の中で精子を作り出す時に深刻な悪影響をあたえてしまう可能性があります。
このため、不妊症で悩む女性だけでなく、パートナーの男性も葉酸の摂取を行うことが大切です。

不妊症と葉酸の関係

体内でDNAを合成する時にはブドウ糖を元に作られた成分とビタミンB12と葉酸が非常に重要な働きをしています。
また、これだけでなく胎児の発育に必要なアミノ酸の代謝にも葉酸が関与していて、葉酸の不足によって細胞の中で様々な化学反応が停滞してしまうことになるのです。
また、葉酸の不足は男性だけの問題でなく女性にとっても深刻な問題を引き起こし、貧血や子宮頸がんのリスクを上昇させてしまいます。
特に妊娠初期の葉酸の不足は胎児の発育にも影響を与えるので注意が必要なのです。

詳しくはこちらもご覧ください。
葉酸を妊娠前いつから摂取するべき?効果やメリットも解説

男性が葉酸を摂取する時の推奨値は?

男性が葉酸を摂取する推奨値は1日に役240μg程度の分量が目安とされています。
(参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」 )
この分量はブロッコリーであれば200g程度の分量で摂取できてしまう分量なので、朝と夜だけでも副菜として食事に盛り込むと葉酸の摂取量が改善されます。
動物性のタンパク質にも多く含まれているので、葉酸が不足していると感じる方はうなぎやレバーなどの動物製品も摂取するようにしましょう。

男性が葉酸を過剰摂取した時のデメリットについて

葉酸の過剰摂取は滅多に起きることではありません。
葉酸は水に溶けるビタミンなので、尿から簡単に排泄されてしまい、かなり大量に取らない限りは過剰摂取になることはありません。
しかし、あまりに大量にサプリメントを摂るなど過剰摂取を続けている場合には発熱・蕁麻疹・かゆみなどが出現すると指摘されています。

男性が葉酸を摂取する時のメリットについて

妊娠

男性でも葉酸摂取に大きなメリットがあります。
女性だけでなく、男性も葉酸の摂取に気を配る必要があるのです。

精子の染色体異常のリスクを防ぐ

精子を作る時には減数分裂という特殊な細胞分裂によって作られます。
そのため、DNAを作る葉酸が不足していると精子がうまく作られないのでトラブルが起こりやすくなってしまいます。
特に気をつけなければならないのは遺伝子異常です。
遺伝的に間違えた内容を作り出してしまった場合には胎児の発育に影響を与え、流産や奇形の原因になることがあります。
精子を作るには約80日程度の時間が必要となるので、あらかじめ葉酸を摂取した状態で妊活を行うことが大切です。

葉酸とダウン症について

葉酸とダウン症のリスクについては2003年にランセットという世界的に有名な医学雑誌で指摘されて以来非常に多くの議論を呼んできました。
現在でも葉酸とダウン症候群の関連性について研究がなされていて、現在では葉酸の摂取がダウン症のリスクを下げるという見解が一般的になってきています。

葉酸にはダウン症を予防する効果があるの?男性も摂取すべき?

葉酸と神経管閉鎖障害と無脳症の関係ついて

神経が作られる時には左右から神経を作るための組織が集まり真ん中で管上の神経を作っていきます。
この管を作る時や神経の管の前方で脳を作る時に葉酸が関与していて、葉酸不足によって脳を作る働きが低下したり、神経の管をうまく作れず、左右に分かれた神経の管を作ってしまうことがあります。
この病態を無能症や二分脊椎症(神経管閉鎖障害)と言って、無能症の場合では死亡、二分脊椎症の場合では歩行などに障害が出てくると言われています。

男性が葉酸を摂取する時の注意点について

葉酸

男性が葉酸を摂取する時に気を付けるのは、過剰摂取になります。
それも葉酸のサプリメントの容量用法を守っていれば特に問題はありません。
他に注意する点について考えてみたいと思います。

葉酸と相性が悪いもの

葉酸との摂取で注意したいものが幾つかあります。

・アルコール

アルコールを摂取すると尿量が増えてしまったり、体内の糖分の代謝に影響を与え、葉酸が不足する原因になります。

・タバコ

葉酸を摂取する時にタバコを吸ってしまっては逆効果です。
タバコは細胞にダメージを与えてしまったり、細胞分裂を邪魔してしまいます。
葉酸を摂取したとしてもタバコを吸ってしまうことで細胞分裂を邪魔してしまってはうまく葉酸を利用できず体外に排出してしまうことにつながります。

・食べ物

葉酸と食べ物の関係はあまり心配しなくても大丈夫です。
ほとんどの食品は葉酸の摂取に悪影響を与える可能性が少ないので、葉酸の摂取時には気を付けましょう。
一つ注意点としては、男性は葉酸の他には亜鉛を多くとりましょう。
亜鉛は、精子を作る量に影響すると言われています。
一回の射精で亜鉛が7ミリグラムくらい必要とされています。
妊活している場合などは亜鉛を30ミリグラムを上限に摂取しておくと受精しやすい精子が作られるでしょう。
亜鉛は30ミリグラム以上摂取すると副作用が出る恐れがあるので注意が必要です。
ちなみに厚生労働省では成人男性は亜鉛を10ミリグラム、成人女性は8ミリグラムの摂取を推奨しています。
(参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」 )
亜鉛が含まれている食品では、牡蠣が有名です。
一つあたり13.2ミリグラム摂取できると言われています。

・お薬

葉酸の摂取で大切なのは薬との相性です。
抗てんかん薬や抗炎症薬また、抗生物質の摂取にも注意が必要です。
このような薬や葉酸の作用を邪魔したり、葉酸の排出を促してしまうので、飲み合わせに気をつけなくてはなりません。

男性が葉酸を摂取するなら時期はいつからいつまで?

葉酸

「男性が葉酸を摂取するならいつから摂取すべきなの?」と疑問に思われている方もいると思います。
男性の精子が作られる期間は約80日と言われています。
今、出て来た精子は80日前に作られたものになるので葉酸を摂取する場合は約3か月前からは摂取した方がいいでしょう。
いつまで葉酸を摂取したらいいかは、妊活のためなら妊娠が確認できた時までで大丈夫です。

 その他に葉酸を摂取するメリットについて

葉酸には胎児の発育だけでなく様々な作用があることがわかっています。

葉酸と育毛について

細胞分裂が多い組織の一つに髪の毛があります。
葉酸を摂取することで細胞分裂が正常に行われるようになるので、髪の毛の発育にとっても葉酸は非常に重要な働きをしています。
毛の根元にある細胞が十分に分裂することで髪の毛は育っていくのですが、これだけでなく毛の中にある色素を作る細胞の発育にも葉酸は不可欠です。

葉酸とうつについて

葉酸の摂取が不足すると神経の中で行われるアミノ酸の代謝に変化が起こると言われています。
アミノ酸の中でトリプトファンなどが不足するとうつ病の原因につながると言われて居るので、葉酸の摂取量が不足することでうつ病を引き起こす可能性があります。

葉酸は食べ物だけで十分摂取することはできる?

葉酸

葉酸の摂取は実は食事だけでは不足してしまうことがあるのです。
葉酸は水に溶けやすいビタミンなので、調理の過程で失われてしまうことがあります。
また過熱による分解なども起こるので、葉酸の摂取は実は理屈よりもかなり難しいのです。

葉酸サプリをおすすめする理由について

食品に含まれている葉酸とサプリメントに含まれている葉酸は微妙に性質が異なっていて、食品に含まれて居る葉酸は実は体内に吸収されにくくなっています。
このため、葉酸を摂取する時には実は食品よりもサプリメントの方が適しているのです。
食品では必要量の葉酸を摂取しているのか判別が難しいのですが、サプリメントでは確実に摂取できるといったメリットもあります。
葉酸の摂取量を把握して、健康的に妊活ができるように気を配りましょう。

さいごに

葉酸は胎児のために絶対に欠かすことができないビタミンです。
葉酸の摂取を怠ることで様々なデメリットが出てくるのは女性だけでなく男性にも共通のことです。
葉酸は妊活だけでなく、貧血にも関係しているビタミンです。
日常的に葉酸摂取を行い、健康的な生活を送るようにしましょう。

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